夏目漱石や黒澤明が足を運んだ地蔵坂・藁坂|神楽坂の裏路地散策

夏目漱石や黒澤明が足を運んだ地蔵坂・藁坂|神楽坂の裏路地散策

地蔵坂(藁坂)

地蔵坂の歴史と特徴

神楽坂通りにある、老舗文房具店「相馬屋」の向いの路地に沿って上って行く坂が「地蔵坂」です。その先にある光照寺にある、子安地蔵にちなんで地蔵坂と言われるようになったと言われています。その他にも、昔藁店があったことから、「わらだの坂」「藁店(わらだな)」「藁坂(わらさか)」とも呼ばれます。「藁店」という名前は、神楽坂にゆかりのある文豪、夏目漱石の『それから』や『吾輩は猫である』等に登場しています。

落語で栄えた明治時代

明治40年には、この坂には「寄席和良店亭(わらだなてい)」があり、落語で栄えていました。落語好きの夏目漱石も通っていたと言われています。今でもその伝統が受け継がれ、地蔵坂入口にある居酒屋「もん」では「わらだな寄席」というイベントが行われています。

有名な映画館があった

その後和良店亭は洋画を扱う「牛込館」となりました。そこには、神楽坂にゆかりのある、にほんを代表する映画監督、黒澤明を通っていました。

今は新旧が共存する静かなエリア

今では住宅、お寺、商業施設が共存するエリアです。にぎやかな神楽坂通りから少し入っただけですが、とても静かでゆっくりとした時間が流れる道です。

 

地蔵坂を散歩

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■地蔵坂の入口に、先ほど紹介した居酒屋「もん」が。寄席文化が栄えたこの地で、今でもイベントが行われています。

 

 

 

 

jizouzaka3■八百屋さん「青果丸喜屋」があります。新鮮な野菜が安く揃うので、地元のお客さんも沢山。

 

 

 

 

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■トスカーナの料理を中心とした、イタリアンレストラン「アルベリーニ」。カジュアルな雰囲気で気軽に入れます。

 

 

 

 

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■ビルの細い隙間を進んでいくと、小さなギャラリー兼ショップ「てまめ」があります。豆を使った手づくりの可愛いアクセサリーが沢山あります。

 

 

 

 

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■料理もワインも格別な有名店、フレンチレストラン「カーヴドコンマ」があります。ワイン通も納得できる品揃えです。

 

 

 

 

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■地蔵坂の曲がり角のちょうどコーナーに、山梨県に工房をもつ家具屋さん「良工房」があります。もともと彫刻家だった職人が家具を製作しているので、とてもデザインが特徴的です。家具というかオブジェのようです。木材も一枚板の良質なものを使用しています。

 

 

 

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■民家の一階を改築してできた雑貨屋、「ゆくりな」があります。手作りの雑貨や、オーナー達のセレクトの品が売っています。セミナーも不定期に開かれているようです。

 

 

 

 

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■ゆくりなの隣には、古民家の1階にある、とても雰囲気のある「エコパオ」があります。東洋医学の経絡治療を行う、鍼灸・温熱治療院です。それに付随して、足湯&カフェ、ショップがあるという面白い場所です。

 

 

 

 

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■手焼きせんべいで有名な、「地蔵屋」があります。とても小さいお店ですが、テラスでお茶も可能。

 

 

 

 

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■沢山の歴史的な文化財が保存されていて、神楽坂を代表するお寺の一つ、「光照寺」があります。門を入るととても静かで、癒される雰囲気が広がります。

 

 

 

 

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■大きな敷地に日本出版会館があります。その中にある「ローズルーム」というレストランはとても評判で、アド街ック天国にも紹介されています。

 

 

 

 

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■地蔵坂の最後の方にある、特徴的な外観の建物は、「サルビアアトリエ」という絵画教室です。水彩、ペン画、油絵等があり、大人向け、子供向けのクラスがあるそうです。

 

 

 

 

地蔵坂の場所

神楽坂通りにつながる地点を示しています。